フェチ�� ページ11
「なぁ〜？
あのシャンプー、どこの？
めっちゃ髪柔らかくなるし、ええ匂いやわ〜」
濡れた髪をタオルでわしゃわしゃとしながらシャワーから戻ってきた丸山さんは、
目をキラキラさせながら聞いてきた。
「美容室のやつですよ。
気に入ったなら今度買ってきましょうか？」
「ええの？！
あっ、でも折角やし、僕もそこの美容室行ってみよかなぁ。
髪質見てもらってオススメのヤツ買った方がええかもわからんし…」
美容室の名前を告げると早速ケータイで調べ始めるフットワークの軽さ。
「あっ、ここ、ヘッドスパのメニューめっちゃ充実してはるやん！」
ーーうん、前から思っていたけど、
「丸山さんって、女子力高いですよね…」
間違いなく、あたしよりも、遥かに。
「そぉ？
自分では普通やと思うけど、よぉ言われるわ。」
ちょっぴりドヤ顔でそう言いながら、頭に被っていたタオルが首に降りて来て、
こんにちは、したちょっぴり広めのおデコ。
だけど濡れて、ペッタリした髪の毛の束が少しおデコに張り付いたまま残っていて、
少し色が濃くなっているヒゲの剃り跡も含めて、
格好いい訳じゃないんだけど。
色香とか全然漂ってないんだけど。
女子力どころか、何なら年相応のオヤジ感出てるんだけど。
何だろうなぁ…
こういうあなたに感じるこの気持ち。
可愛い、とか。
キュンとする、とかじゃなくて。
ホッコリ？
好きだなぁって、
シンプルに思ってしまう瞬間。
「ーードライヤー、してもいいですか？」
堂々とその髪に触れる大義名分が欲しくて、柄にもない大胆な提案をしてみるけど、
「僕の髪、ゴワゴワやからあんま触られるん嫌なんよ。」
ほら、今日も安定の空振り。
まぁ、予想通りだけど。
「丸山さんの髪の毛、好きですよ。」
ハイ、と大人しくドライヤーを渡してそれだけ告げる。
��何てことない顔��はデフォルトですから、ご心配なく。
「ーーAちゃんて、変なところ好きって言うな？」
何故あなたがちょっぴり困ったような顔をするのか、意味が分からないけど。
変なところが好きって言うか、そもそも…
「ーーじゃあ今度、嫌いなところ、探してみます。」
また、複雑な表情を浮かべる丸山さんを眺めつつ、
その顔も好きなんだよなぁ…
とか思っているあたしは、
多分��丸山さんフェチ��なんだと思う。
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ショーン(プロフ) - ですよねー。私すっごく好きで何回も読み返してます。続きを…最近のまるちゃんの行動を混じえての続きお願いします！ (3月11日 20時) (
レス) id: 6613e9a14e (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 続きが気になります！これで完結なのでしょうか…？ (3月11日 5時) (レス) @page21 id: a4d40f877c (このIDを非表示/違反報告)
navybluemoon160(プロフ) - ありがとうごいます！嬉しいです！感激です！本当に楽しみなんです。ゆっくりでいいです。お願いします！今の関ジャニ∞の関係もいいですよね。あ〜なんか嬉しすぎて言葉に出来なくて…たくさん語り合いたいです。気持ち悪いですね(笑)ごめんなさい(笑) (2019年12月15日 21時) (レス) id: fbce4f53cf (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - navybluemoon160さん» navybluemoon160さんのコメントのおかげでこちらを久しぶりに更新するきっかけになりました！のんびりやっていきますので、お付き合いください( ´∀｀) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 955d73cb24 (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - ブルームーンさん» ブルームーンさん☆沢山の愛をくれるエイトさん達に対抗して、あっちもこっちも頑張ってみました笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: 955d73cb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめまめた
| 作成日時：2018年9月25日 22時
