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「俺がいつ��とりあえず��なんて言うたん？
��両想い��になりたいって、、じゃ今までどういうつもりでおったん？
なんで？なんでそんな顔して、サヨナラ言うみたいに好きって言うんよっ、、」
低い声で言い連ねる丸山さんが怖かった。
だけど、最後にひっくり返った声と、泣きそうに歪めた顔を見たら、
どうやらあたしは何かを間違えていて、そして丸山さんを傷付けてしまったんだと気づいた。
だけど、どこで何を間違えたのかが分からなくて。
丸山さんの気持ちが分からなくて…
「ーーだって、、一度も好きって言ってくれなかったじゃないですかっ、、
告白した時だって、ほとんど話した事もなかったのに、丸山さん簡単に��いいよ��って…
それでもっ、暇つぶしとか気紛れとかでも、あたしはやっぱり嬉しかったからっ、」
うまく言葉をまとめられなくて、零れ落ちるのはずっと胸に秘めていた不安と疑問と"好き��という感情。
滲みだした視界を誤魔化すように下を向いて奥歯を噛み締めたら、
急に体が傾いて、何かに衝突した。
それが丸山さんの胸だと気付くのと同時に、耳元に深呼吸のような息がかかって、
それから、
「好き、大好き。
ずっと好きやったし、今はもっともっと好きになってもぉてる。」
はっきりとした言葉が聞こえた。
「っ、嘘っ、、」
あまりにも唐突で根拠も現実味もない言葉に、咄嗟に喉をついて出た呟き。
だけどそれを聞き逃さなかった丸山さんは、少し怒ったように声を強くして、
「何が嘘やねんっ、俺はずっとAのこと見てたんやからな。
やっと手に入れたのに、手放すわけないやろ。」
そう言ってあたしを閉じ込める腕に力を込めた。
いつも優しい丸山さんがこんな風に強い声を出すのを初めて聞いたし、
��A��と呼ばれるのも、
こんな風に強引に抱きしめられたのだって
全部初めてで、全部が苦しいくらいにあたしの心臓を暴走させる。
「ーーあたしの��片想い��じゃ、ないの…？」
激し過ぎる心臓の鼓動のせいで、声まで震えているみたいだ。
「��両想い��に決まってるやろ。」
抱き潰すかのように緩められる事のない腕の中で聞こえてくる丸山さんの声も、少し震えているように聞こえる。
「まだ、ここにいてもいいんですか…？」
確かめるようにその、背中に腕を回せば、
「絶対に逃さへんから…」
低くて甘い声と、熱い唇が降ってきた。
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さくらもち - 更新されていた当時からこっそり読ませて頂いていました。久しぶりに読んでみて、やっぱりまめまめたさんの作る世界が大好きで、ずっと1番です。もうここにはいらっしゃらないかもしれませんが、どうか届きますように。 (3月7日 2時) (
レス) id: 5f7a39fac4 (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - ブルームーンさん» ブルームーンさん☆今回も最後までお付き合いありがとうございます！こんな贅沢な眠れない夜なら大歓迎ですよね(//∇//)続き、やっぱり気になります？今妄想中のお話が書けたら、続編頑張ってみようかなぁ… (2021年6月4日 19時) (レス) id: a925dd1186 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 飲みの帰りに大倉くんに焼きモチ焼かれて、安田くんに１日一人占め宣言されて、横山くんがゲロ甘…。こんな夜過ごしたらバチ当たるよね！バチ当たりたい！！続編、何卒m(__)m (2021年6月4日 2時) (レス) id: d5063d2f63 (このIDを非表示/違反報告)
まめまめた(プロフ) - ブルームーンさん» ブルームーンさん☆新しいアルバムの特典とかにどうですか？！笑 お願いします、インフィニティさん（^人^） (2021年1月25日 13時) (レス) id: a925dd1186 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - え…この乙女ゲーム、どこでダウンロードできますか？(笑) (2021年1月23日 2時) (レス) id: a475b78d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめまめた
| 作成日時：2020年9月9日 13時
