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『んっ…』
チュッというリップ音を最後に
望の唇が離れる。
「学校だからここまで…な？」
『うん』
「続きして欲しそうやけど…？」
『えっ//！？』
そ、そんなして欲しそうな顔してた！？
まあちょっとは期待したけど…
『しっ…してないし//！！』
「まっ、続きは後でな♪」
まだ望といたいのになー。
そんなことを思いながら
しょげていると…
『つ、冷たっ！！』
ひんやり冷たいものが
私のおでこに貼り付けられた。
「冷えピタ。
長時間おらんかったんやから
怪しまれるやろ。
これで大丈夫や！」
冷えピタおもろいなーと
人の顔を見てケラケラ笑う望。
「ごめんごめん。笑
行くで？ほら」
私が行きづらいのをわかっててなのか
さりげなく手を差し出してくれた。
あの時と同じだ…。
あの日私を助け出してくれた手。
私は迷うことなくその手を握った。
「じゃあまた後でな！上手くやれや？
Aの演技力が問われるで？笑」
と笑いながら行ってしまった。
さあ、ここからは
勇気を出して一人で行かなくちゃ。
ガラッ
教室のドアを開けると
一斉にみんながこっちを見た。
「A！心配してたんだよ？」
『ごめんね真優』
「熱あったんか？」
『うん…
あんまり体調良くなくてさ』
「それならはよ帰らんとやな。
俺送ってく」
なんでこうゆうときは優しくするの？
流星…
『いいよいいよ。
一人で帰れるから』
「ほら行くでー」
なんか今日は一方的だな。
何か言われそうな予感。
『ちょっ…待ってよ流星！』
「じゃあねA！ゆっくり休んでね！」
『うん！』
そのまま教室から出たけど
教室に大毅がいなかった。
大毅どこ行ったのかな。
私と流星が帰るところを
さっきまで私と望がいた空き教室から
誰かが見ていたなんて
私は全然気付かなかった。
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ゆあ(プロフ) - 異国使者さん» 指摘していただきありがとうございました！ (2015年3月11日 18時) (
レス) id: 2e981151c7 (このIDを非表示/違反報告)
異国使者 - ゆあさん» 質問にお答えせずすみません 青緑さんのおっしゃっている通りです これからは気をつけてくださいね^^ では (2015年3月8日 14時) (レス) id: a79b49509c (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 赤多め虹色ジャス民さん» ありがとうございます！ー頑張ります♪ (2015年3月8日 7時) (レス) id: 2e981151c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 青緑さん» そうなんですか！わざわざありがとうございます！外しておきます！！ (2015年3月8日 7時) (レス) id: 2e981151c7 (このIDを非表示/違反報告)
赤多め虹色ジャス民 - 更新頑張ってください! (2015年3月8日 0時) (レス) id: a6c2d809a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2015年3月2日 17時
