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「 ……ごめんなさい、ほんとに。大事な時なのに…、私がもっと注意してれば、 」
gy「 謝らないでオンニ、今回に限ってはしょうがない話だよ 」
yn「 そうだよ〜、skyならきっと理解してくれるよ 」
そう言ってくれるマンネのガヨンとユナオンニ。分かっている。skyはきっと理解してくれる。そう頭では理解していても、どうしても私たちを応援してくれる彼らを失望させるのは怖かった。
そんな時、事務所の無機質な扉が音を立てて開く。
『 A、今いいか? 』
「 …はい、 」
顔を出したのはマネージャーで、いつにない神妙な面持ちに私も体が強ばる。心配そうに見つめるメンバーたちを横目に、私は部屋を後にした。
部屋を出てから少し歩いたところにある会議室のような場所に連れていかれ、大人しく椅子に座る。
『 今回の熱愛のことだけど、最初に確認だけしておく。事実無根なんだよな? 』
「 もちろんです。 」
『 分かった。とりあえず相手の事務所と連絡取ってみるよ。…それにしても、すごい相手と出されたな… 』
私がはっきり否定したことに安堵したのか、マネージャーはどこかほっとしたような表情を見せた。何故か私もそれに釣られて、緊張の糸が解けたような気がした。
「 私もまだ、びっくりしてます…油断してた訳じゃないですけど、もっと気をつけなきゃいけないなって… 」
『 いや、ちゃんと確認しなかった俺にも責任がある。…そう思い詰めすぎるなよ 』
私がよく1人で抱え込む性格だとよく知っているマネージャーは心配そうにそう言うと、それじゃあ、相手の事務所から返事かえってきたらまた伝えるよ、と会議室を後にした。
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さくら(プロフ) - 続きめっちゃ気になる‼︎ (1月11日 0時) (レス) id: 8939edc909 (このIDを非表示/違反報告)
天使の嫁候補 - 続き気になりすぎるぅ〜❣ (1月8日 0時) (レス) @page4 id: 59dfadd1a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kei | 作成日時:2024年1月5日 1時