Forget-Me-Not . (ページ7)

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「へぇ、Aも成長したもんだな」

喫茶店に入って昔話で盛り上がってる私たちは5年前と変わらずホッとした。

『やぁ！オッパどうゆうこと！！？』

「はは笑悪い悪い笑懐かしくてつい笑」

ゴリラみたいな顔は相変わらずで

少し吹きそうになってしまった。

「そいや、メイクしに帰ってきたんだろ？どこのグループ？」

『んー、それがさ、リーダーがまともに教えてくれなくて、当日までわからないの。でもSMて事は知ってる！』

私がSMというとオッパはびっくりした顔でみる。

「おい大丈夫か、？それってまさか、、」

『わかんない笑でもまぁ、どこのグループにつこうが指名されたからには全力でいかなきゃ！』

私がそういうと

「お前らしいな！なんかあったら言えよ？その、会った時とか、その、気まずかったらさ、あれじゃん。な？たとえ担当するとこが違くてもさ、」

目を泳がせながら言ってくる

気にしてるのは私だけじゃないみたいね。

『大丈夫。あの時の約束は守らないといけなかったから、仕方ない事だよ。』

大好きだった君達と出会う前に話された事。

その約束は決して破ってはならないものだった。