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深澤side
閉まったカーテンの向こうから
阿部先生と佐久間が言い争う声。
なんとなく聞き耳をたてる。
言い争うとは言っても、
先生がなんか言って
それに佐久間が一方的に拒否ってる感じだけど。笑
佐久間のやだっの後に
シーツが擦れる音がしたと思ったら
急に静かになった病室。
多分佐久間が布団に逃げたんだろう。
俺もやったことあるしね。
布団ってこういうときホント便利なんだよな。笑
しかし、その後沈黙は続いた。
先生が布団をはがして一件落着
っていうオチかと思ってたけど
佐久間はおろか先生がいる気配もない。
先生なにしてんの？
説得しないの？
気になってカーテンに近づいて
端をちょっと手繰り寄せる。
すると、座ってボーッと佐久間を見つめる先生。
俺もそんな先生をジーッと見つめてたら
先生がハッとして俺に焦点を合わせた。
阿「ああ、ふっか？
なに？どこか痛いの？苦しい？」
閉まってるカーテンは
実は原則開けちゃいけないことになってる。
まあ、俺らは普通に破ってるんだけどね。笑
だから先生は俺になんかあると思って
慌てて聞いてきた。
深「いや、そうじゃなくて、、」
阿「ああ、潜っちゃった。」
佐久間の方へコンタクトを送ると、
悲しそうにボソッと言った先生。
深「佐久間、安静なの？」
阿「ああ、聞こえてた？ごめんね。
、そう。ちょっとしばらく静かにしてもらう。」
そうやって言う先生はとっても悲しそう。
俺はこの顔の先生が嫌い。
先生も言いたくないのがちょっと見えるから。
俺たちが嫌でもわがまま言えなくなっちゃうから。
だから佐久間も逃げたんだと思う。
だからってどんな顔して言ってほしい
って聞かれたら分からないけど。
深「俺、佐久間と話すよ。」
阿「ん？、、、えっ？」
先生は間をあけて聞き返してきた。
そんな意外だったかな。
阿「、、、じゃあ、よろしくね。」
しばらく先生は考えて俺に託してきた。
悲しそうに去る先生の背中。
なんて言っていいか分かんなかった。
深「先生、」
阿「ん？」
深「、、っ多分、大丈夫。」
阿「、、ありがと。笑」
先生がやっと笑った。
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ゆり - リクエスト失礼します。ふっかが中発作を起こした後、不整脈が頻繁に出てしまっていることを先生たちに隠していて、結局体調が悪化していきまた発作を起こしてしまって阿部ちゃんに隠していたことがバレて怒られる話をお願いしたいです。 (2021年5月3日 23時) (
レス) id: 51e21e4969 (このIDを非表示/違反報告)
みる - 出来たら、めめかふっかが痙攣に気づいて先生を呼ぶ展開でお願いします。これからも更新楽しみにしてます！出来たらで構わないのでお願いします。 (2021年4月25日 0時) (レス) id: 83caed7b4b (このIDを非表示/違反報告)
みる - お話楽しみにさせて頂いています。リクエストで翔太君が急な高熱のせいで痙攣を起こして、中々治まらずに意識不明になるお話をリクエストしたいです。 (2021年4月25日 0時) (レス) id: 83caed7b4b (このIDを非表示/違反報告)
Mr.S(プロフ) - 止めたりする話が見たいです!語彙力なくてすみません､､､。よろしくお願いします！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 8f1d8902a3 (このIDを非表示/違反報告)
Mr.S(プロフ) - 全員がものすごく治療拒否をして、不機嫌になり、鼻に入っていたチューブを引き抜いたり、点滴を無理やり引き抜いたり､､､などなど、先生から激怒されるレベルのことをし、もう一度チューブ入れたりしようとするも、病室の鍵を中からしめたり、先生の手を掴んで (2021年4月24日 21時) (レス) id: 8f1d8902a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
| 作成日時：2021年3月25日 6時
