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阿部side




さっきの号泣は嘘かのように電気ネズミ持ってニコニコしてるさっくん。




阿「どう?先生のお友達可愛くない?」



佐「んっ!かわいっ」




阿「じゃあ先生もさっくんと仲良くしたいな〜、

だめ?」



佐「、、、いいよっ」




一瞬間があったけどなんとか了承してくれた笑




阿「おっ、さっくんありがとう
じゃあ早速だけど、もしもししていい?」



佐「、、、、んっ」






もしもしくらいならってな感じで診察もさせてくれた。




さ〜てここまでは準備体操。




採血できるかな〜?




阿「さっくんあのね、
今さっくんの体にもしもしってしたらね、
しんどいな〜って返って来たからさ、
先生どこがしんどいの?って聞いてあげたいんだ、
でもね、さっくんがじっとしてないとね、
上手く聞けないからじっと出来る?」




コクッ




頭にハテナを浮かべながらなんとか頷いてくれた。




阿「おっ偉いね〜さっくんは。
じゃあこのベットにごろん出来る?」



佐「、、んっ」









京「さっくんお待たせ〜。
ちょっとだけちっくん頑張ろうね〜」



きょも〜〜〜〜〜っ


まだちっくんのワードは出すな〜〜〜っ







そんな願いも叶うこと無くさっくんの耳に
ちっくんとしっかり届いてしまった。




すると話が違うとでも言うようにガバッと起き上がる。




こうなったらしょうがない。




阿「はいさっくんごろ〜ん。

きょもしっかり抑えといてよ〜」



京「はいっ」




強制ごろ〜ん&強制ちっくん






佐「いやあだぁ〜〜〜〜〜、いやぁ〜〜〜っ」





阿「さっくんごめんね。
ちょっとだけ頑張ろうね。」





佐「うあ〜〜〜〜っむり〜〜〜っ!!」




アルコール綿で拭くと一層大きくなる泣き声。





阿「はい、ちっくんするからね〜
5秒で終わっちゃうからね〜

はい、いーーち、にーーーーい、、、、」





小児科の5秒が通常の3倍くらいなのはもはや恒例。笑





京「さっくんがんばれ〜もう終わるよ〜っ」



阿「、、、はいっ終わったよ〜頑張ったね〜」




腕を止血して、またも電気ネズミの絆創膏。




なんとかこれで機嫌なおらないかな〜。

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ゆみ - いつも読んでます!受験頑張ってください。応援してます! (2021年1月1日 22時) (レス) id: beb1229705 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました!素敵なお話でした!!身体に気を付けて、受験頑張って下さい!!! (2021年1月1日 13時) (レス) id: f1f0b3aead (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(名前) | 作成日時:2021年1月1日 7時

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