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康二side
食事の時間。
みんなにお盆を運ぶ。
今日はうどんがあるんやて。
みんな喜んどる。
一方、お盆じゃないものが届いた子がひとり。
康「しょっぴー。
お鼻のチューブ繋いでくな〜」
ジ〜ッと繋いでる俺の手先を見るしょっぴー。
康「どうしたん？」
翔「これで、、、俺、、元気になるのかな。」
しょっぴーの言葉で手が止まる。
確かに、これで治るわけではない。
治るかどうかはホンマにわからん。
このままずっとなんてことも、
もしかしたらあるかもわからん。
翔「、、ごめん。何でもない。
気にしないで。」
こんなにも弱っている子に気を遣わせてしまった。
椅子を引いてベッドサイドに座る。
康「、、っ大丈夫や。
しょっぴーならきっと治るよ。
すぐに食べられるようになるて。
、、だってこんな強いんやもん。」
こんな強い子このままのはずない。
今までもっと良くないこと乗り越えてきたやん。
いや、このままであって堪るか。
視界がぼやける。
震えながら言ったのが自分でも分かる。
するとしょっぴーからフッと笑みがこぼれる。
翔「ふはっ、、」
チューブにはとても似つかわしくない笑顔。
康「なに？笑」
翔「いや、康二面白いなって思って。
泣くなよ。俺まだ泣いてないんだから。」
康「まだ泣いてへん。半泣きや。笑」
翔「ふはっっ」
また笑った。
でもね、
この笑顔があればなんでも乗り越えられるよ。
きっと。
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ゆみ - いつも読んでます！受験頑張ってください。応援してます！ (2021年1月1日 22時) (
レス) id: beb1229705 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました！素敵なお話でした！！身体に気を付けて、受験頑張って下さい！！！ (2021年1月1日 13時) (レス) id: f1f0b3aead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
| 作成日時：2021年1月1日 7時
