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翔太side
口に溜まっている気持ち悪い液体。
臭いも気持ち悪過ぎてもっと吐きたくなる。
、、、うっ、、、
、まただ、、、あっっ、、、
吐いた勢いで、閉じてた口は開いちゃった。
抑えてた手からボタボタ溢れる。
視界の端でめめがガーグル探してくれてたけど、俺が吐き出すまでに間に合わなかった。
パジャマは俺の胃液でびちょびちょ。
目「しょっぴー？誰か呼ぶね？」
本当は呼ぶなって言いたいところだけどそんな余裕無い。
ガーグル探して口に当ててくれて、
背中をさすってくれて、
おまけにナースコールも押してくれためめ。
目「しょっぴー大丈夫？」
不安げに俺を見つめる瞳に申し訳なく思った。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
康「しょっぴー？大丈夫やからな。
ちょっとカーテン閉めるな。
めめは気にせんとご飯食べとき」
目「、、わかった。」
康「心配せんでも大丈夫やで。」
ベッド回りのカーテンをシャーッと閉めて、
めめを外に出した康二。
戸惑いながらも出ていっためめ。
康「しょっぴーまだ気持ち悪い？」
ｺｸｯ
まだ吐きそうなのは健在。
吐き気が強すぎてウソもつけなかった。
康「我慢せんと吐いてまおな〜」
強めに背中をさすったり、トントンって叩いたりする康二。
その後俺は何度も戻して、ちょっと楽になった。
康「しょっぴーもうええ？」
翔「、、っだいじょぶ、、」
一気に疲れた俺はベッドにぐだっともたれ掛かった。
康「しょっぴー？お着替えしよか。
シーツはセーフやけどパジャマだけ替えよ。」
、、そうだった。
言われてみればパジャマのびちょっとした気持ち悪い感じ。
、、でも疲れた。
着替える気力もない。
そんな俺を察してパジャマをテキパキと脱がせていく康二。
なんか先生呼んでるし。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
タオルと点滴持って現れた舘先生。
康二にタオル渡して、テキパキと点滴準備してる。
吐いて汚れた辺りをタオルで拭く康二。
拭いた跡が気化熱で涼しくなる。
昔にお漏らしして体拭いてもらった後が思い起こされる。
ちょっとやな感じ。
先生はなんも言わずに俺の左手とってなんかしてるし。
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ゆみ - いつも読んでます！受験頑張ってください。応援してます！ (2021年1月1日 22時) (
レス) id: beb1229705 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - リクエスト書いてくださってありがとうございました！素敵なお話でした！！身体に気を付けて、受験頑張って下さい！！！ (2021年1月1日 13時) (レス) id: f1f0b3aead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
| 作成日時：2021年1月1日 7時
