Enemy? ページ5
Hk side
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りん、と甲高い音が鼓膜を揺らす
百年振りのその音に 幻聴か?と自身を疑った
__ 「 誰か、..いませんか? 」
少し鼻にかかる、少年のような声が聞こえる
.. まさか、こんな場所でまた“人間”に会えるなんて
と、弾む気持ちを押し殺し その声に答えた
『 今出ます、少し待っていてください 』
随分と長い間 使い魔以外と言葉を交わすことがなかった
そのせいなのか、声が緊張で震えている
ドアの向こうにいる彼はどんな顔をしているのだろう
何故、こんな所に来たのか。
「 ひか、お客さんがきた 」
イヌからヒトに姿を変え嬉しそうにそういう使い魔に
紅茶と菓子を用意するよういいつけながら身なりを整える
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飴玉(プロフ) - dieさん» 気付かなかったです、、指摘ありがとうございます。 (2019年5月29日 2時) (レス) id: 64b07fc015 (このIDを非表示/違反報告)
die - サブのスペルはsubです。sudじゃありませんよ (2019年5月23日 8時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴玉 | 作成日時:2018年11月19日 13時