YURI ページ27
Yuri side
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光くんが 大貴と散歩行ってくるね、二人も相談するんでしょ?と紅茶とお菓子を出してくれた。
『すぐ帰ってくるから、いってきます』
そう言って玄関に向かって歩きながらコートを羽織る光くん。その姿がかっこよくて、頭に浮かんだのは大貴ならもっとかっこいいかな、なんて戯言
それよりも、炊事場の方からすごい視線を感じる..。まあ、今この家には宏太と僕しかいないから、宏太が僕を見ているだけなんだろうけど。
ミルクとシュガーポットを手に戻ってきた宏太は、「侑李さまに知っておいてほしいことがある」
気分のいい話ではないだろう、そう付け加えて僕の隣に腰掛けた。.. 珍しい。僕の隣に座るなんて。
こうたは僕の紅茶カップを手に取ると、綺麗な黄金色の紅茶に純白のミルクを垂らした。混ざり合うそれはやがてひとつの色となり、紅茶からミルクティに姿を変えた。
「 先にお茶にしましょうか。 」
そう言って僕にカップを手渡す。其れを口に含むと独特の苦味と甘みに口内を支配されて、紅茶の甘い香りで身体が満たされた
「 .. 知っておいてほしいことって? 」
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飴玉(プロフ) - dieさん» 気付かなかったです、、指摘ありがとうございます。 (2019年5月29日 2時) (レス) id: 64b07fc015 (このIDを非表示/違反報告)
die - サブのスペルはsubです。sudじゃありませんよ (2019年5月23日 8時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴玉 | 作成日時:2018年11月19日 13時