バカヤロウ ページ14
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お義母さん『Aちゃん……』
握ってた慧くんの手には、
いつの間にか私の涙が溜まってて。
その事を、慧くんのお母さんから声をかけられるまで
気づかなかった。
お義母さん『これね…Aちゃんに、渡して欲しいって慧に言われたの』
そこには、お世辞にもキレイとは言えない文字で
Aへ
と書かれた封筒があった。
『Aへ
どうせ今、ぶっさいくな顔なんだろうな。
俺と同棲し始めて涙腺、ゆるゆるだもんね?
ぶさいくなAも好きだけど、
俺、笑ってるお前が一番好き。
伝えたい事、たくさんあるんだけど、
長くなっちゃうから、一番伝えたいことを
伝えようと思う。
俺ね、Aが好き。
だったよ。
今まで、たくさんありがとう。
慧 より』
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ばか。
慧くんのばか。
“だった”なんて過去にしないでよ。
私は今でも好きなんだよ、バカヤロウ。
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p o p o(プロフ) - 夕美さん» 注意、ありがとうございます。オリジナルフラグの存在は把握していたのですが外し忘れていました。今後、忘れないように気をつけます。本当にありがとうございました。 (2019年1月15日 4時) (レス) id: f5a1af1139 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月14日 18時) (レス) id: 8cb8cd78d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:p o p o | 作成日時:2019年1月14日 3時