それはやっぱり君でした。 (ページ3)

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3.甘くて、しょっぱい。-N.side- ページ3

潤｢…メンバーとして、でしょ？｣
和｢ん～、ちょっと違う。恋の方の好き、って言った方がいいですね｣

あぁ、言っちゃいました。

潤｢…そっか。ありがとう。良かったらさ、この後付き合って貰える？｣
和｢あ、はい。もちろん｣

ご飯を食べ終わってから潤くんに腕を引かれて人気のない暗い路地裏まで連れてこられた。

和｢こんな所で何するん…｣

チュッ…

僕が言葉を言い終わる前に、潤くんは僕の唇を塞いだ。

しかも、長くて…。息が出来ない。

酸欠で倒れる寸前になって、やっと離してくれた。

和｢はぁ…はぁ…///｣

潤｢急に、ゴメンね。でも俺、もう我慢出来なくて…。好きだよ、和｣

えっ、？もしかして…

潤｢もちろん、恋の方の好きだよ。だから、さっき和に好きって言ってもらってスゴい嬉しかった。｣

潤くんに抱き締められながら嬉しくて、幸せで。

不意に、涙が零れた。