永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

158 ページ8

『あれ？

バレました？笑』





「うん、バレバレ。


それに、俺がいるとこじゃないと
たくさんは飲んじゃダメって
言ってるの覚えてるよね？」



『はい、覚えてます。

なので、まだ理性残ってる所で今、

外の空気吸いに出てきたところです笑』





「もう、それ以上飲んじゃダメだよ？笑」


臣さんはいつもの優しいトーンで
そう言うから、

私は脳はとろけそうになる。





『....はい。任せてください笑


あ、臣さん無事に日本に着きましたか？』






「うん。今家に帰ってきたとこ。

Aちゃんは、同窓会楽しんでる？」






『うーん、

こっちは、、


あんまりですかね笑』






「え？なんで？笑」


私の返事に驚いた様子の臣さん。





『いや、あの、、


さっきから隣の女の子に

ずっとイケメンの次期社長の彼氏の自慢話を
永遠に聞かされてました笑』





「なにそれ笑









、









.




で、そいつ、俺より年収高いの？」





多分、さっき聞いたところによると

会社的にはそこまで大きな会社じゃなかったから





『多分、、、臣さんの方が高いです笑』





私がそう言うと



「だろうな笑


あ、あと、俺の方がイケメンでしょ」


この会話が臣さんでなければ





ただのナルシスト彼氏だけど、

あいにく三代目 J Soul Brothersのボーカルの
"登坂広臣"さんなので、


...何も言えない。








『はい。笑

内心では、

私の彼氏の方がかっこいいし、年収も高いですー！

って叫んでやりました笑』







「どうせなら酔った勢いで言っても良いのに笑」






『私、そんなん言ったら

虚言癖のヤバいやつだと思われます笑』





私がそう答えると
声を出して笑った臣さん。






「じゃ、つまんないようでしたら


俺は家で待っておりますので


いつでも帰ってきてくださいませ。」



とかしこまって言う臣さんが面白くて



『分かりました笑


早急に帰宅します。多分10時過ぎくらいには
着くと思います。』






「はい。お待ちしております笑

気をつけて帰ってきてね。」







『はいーー』



私はそう返事をして
電話を切った。

____________________________



作者より




1話抜かして、公開してました！
すいません！

今、公開し直したのでもう一度見て貰えたら嬉しいです！！

159→←157

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す