永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

200 ページ50

ていうか
この動画はなんなんだろう

わざわざ私のためにライブ終わったあと貸し切って
これをやってるって、、





とか考えてるうちに
直ぐに画面が切り替わった。






「Aちゃんーー

やっほー！TAKAHIROです！｣





『た、敬浩さん！？』





「結婚式以来で会えてないけど


俺の兄弟。
登坂広臣の彼女にメッセージを送るということで



言うことは1つ！



Aちゃん！




臣と別れて俺にし、」







『ふふっ笑』






ものの10秒で
強制終了したTAKAHIROさんのメッセージ。









そして、次に映ったのは、






「Aちゃんー？美羽です！｣





『みうさん！』




「Aちゃん！やっほー！


今頃忙しくて会えてなくて寂しいです！


あ、あと、もし、
臣との結婚式があったら


カメラ役するからね！任せて！笑

ほんとに
臣くんの彼女が、

Aちゃんでほんと良かった！



これからも私と仲良くお願いね！笑


またね！！」





『美羽さん...』




相変わらず美羽さんはいい人だ、、





けど、本当に
このVTRは、なんなんだろう...
特に私の誕生日な訳でもないのに...








と考えてると



.....まさかの人物が画面に映った。








「Aせ、せんぱ、い、、、





直美で、、す。....」





『な、直美！！？？』





直美が映ってるってことは
臣さんの目の前に直美がいるってこと.....






「せ、先輩...


た、助けてください..」




登坂「直美ちゃん、

ちょ、だ、大丈夫？？笑」




「うっ、、

名前、、呼ばないでください....」




あれだけ頑なに
臣さんと会うことを拒んでいた直美が


初めて臣さんと喋っている....




直美はいい子だから


何回私が
臣さんと会う？って誘っても
ずっと断っていた。



ただのファンがそんなことしちゃダメって。


だけど、、ついに...




「え、えと、


私は臣さんに、ビデオメッセージをお願いされて
ここにいます、、


けど、オミさんが目の前にいる限り、

何も喋れそうにないので...




先輩...私からの言葉は私が今度言います...



あと、多分トイレかなんかで

私先に帰ったのも、
嘘ですごめんなさい..」




登坂「うん、俺が頼んだからね笑」






「そうです...


はい、以上です...｣




あからさまに緊張している直美は

そう言って終わった。



『終わり...笑』









そして、ついに画面には








.









.


...臣さんが映った。

この小説の続きへ→←199

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す