永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

155 ページ5

『ていうか、
逆に岩田さんは私と二人きりで飲んでも


...大丈夫なんですか？


あの、彼女さんとか...』



私がそう聞くと




「あーー俺、

彼女いないから大丈夫笑」



と余裕そうに笑った。




『なるほど..

岩田さんなら何人でも彼女さん簡単に
出来そうですけど..』





「なに？俺そんなチャラ男に見えてるの？


これでも一応、慶応卒だよ？笑」



『いや、そういうことじゃなくて...


あの、顔がカッコイイし、性格も良いので、
モテそうだなって意味です。』





私がそう言うと


「なるほどねぇー


臣さんがAちゃんから離れられない理由が
わかるわぁーー」


と、何かに納得した様子の岩田さん。




「だって、そんな率直に言う！？

そりゃ臣さんもデレデレだわ、、確かに。



あ、ていうか、俺の事岩田さんじゃなくて

岩ちゃんって呼んでよ！」





『あーーでも、さすがに..』



家では岩ちゃんー！！って
ドラマ見ながらなってるけど...


さすがに本人目の前に、

岩ちゃんとは...




「いいからいいから！

だって俺と1個しか違わないし！年齢！」



まぁそうだけども...






『でも...』



「ほら！早く！」




と絶対に折れそうにないので、仕方なく




『分かりました、、岩ちゃん』




と私が折れた。




「はい！おけ！笑」


と岩ちゃんは子犬のように笑った。






そしてそのあとは、


お酒は臣さんがいる時以外
あんまり飲むなと
私はきつく言われてるので水ばっかり飲んでた。



けど、岩ちゃんは....完全に出来上がってた。


なので、私は


『あの、岩ちゃん、

マネージャーさんに来てもらったので、
起きてください。』



マネージャーさんにお願いし
岩田さんと共に車に乗った





『マネージャーさん、わざわざ
ありがとうございます』




「いえいあ、
臣さんにも言われたんで笑

あの二人ちゃんと送り届けろって」



あ、臣さん..笑






直ぐに私の家の前につき、

私は酔ってる岩ちゃんに対して



『岩ちゃん、私帰りますね

今日はありがとうございました』




と伝えた。



「ん？Aちゃん？
あれ、もう帰んの？？

うん、ばいーばい！」


と無邪気に手を振られて


私は軽く手を振り返して家に帰った。

156→←154

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す