永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

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週刊誌の方を見た日から1週間が経った時






また、あの日見たおじさんの姿があった。



それも今日は隠れてなんかなくて


マンションの入口付近に立っていた。






急にそんな、
あからさまに現れたのにビックリしたけど、







でもここまで来て、私が引き返すのもおかしいと思い



いつも通りマンションの入口に向かったら、






「あの、すいません。」




と案の定、おじさんに話しかけられた。





『は、はい、、』






いきなり話しかけられてパニックだったけど

とりあえず落ち着いて、




『どうしましたか？』


と平然を装う。





「あの、ここに住んでる方ですか？」





『いや、知人に会いに来ただけですね。』





「なるほど。

ここって芸能人いっぱい住んでますよね、、」


やっぱり週刊誌の人か、、、







『そうなんですかね？

あんま会ったことなくて笑』






「なんか、芸能人が頻繁に誰かに会ったり

するところ見たことありませんか？笑」


そんなストレートに聞くんだ...


誰もそんなこと言うわけないじゃん..








『うーん。

特に無いですかね。

すいません。お力になれず。』


内心ではビクビクだけど、

変じゃないかな？大丈夫かな？






「いえいえ、こちらこそすいません！


ご協力ありがとうございます。」


結構すぐに、引いてくれたおじさん。


もっとガツガツ来るかと思った。



多分、私からは何も出そうにないって
察したのかな？




『じゃ、失礼します笑』




私はおじさんに一礼して、マンションに入った。







そしてエレベーターに入る。






『ふぅーーーーー、、、』



急に緊張が解けて力が抜けた。





やっぱり、、
怖い。




あのおじさんも仕事だからああやってしてるんだろうけど



やっぱり怖いよね。

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