永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

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「あぁー！それは大丈夫！

さっき伝えたから！」




『あ、そうなんですね！良かったです』



私は一安心してると




「臣さんには


"お前、絶対Aちゃんと二人きりで飲んだりすんなよ。

そんなんしたら後でどうなるか分かってるだろうな"



って言われてる」




『.....はい？』




平然と笑いながらそう言った岩田さん。



ん？



『それって、、飲むなって言ってますよね？』





「そうかも！でも、


..Aちゃん寂しいと思って！」




この人..凄いな、、
軽く臣さんに逆らってる、、


私はふとスマホを見ると



(登坂広臣Aちゃん、まさかだけど岩ちゃんと二人で飲んだりしてないよね?



とLINEが来ていた。






『あの、岩田さん


私が怒られそうなんですけど...』



臣さんから来たLINEを岩田さんに見せたら





「あれ？まぁ、いいでしょ！」

と流された。




私はこんなに些細なことで
臣さんと喧嘩なんかしたくないので




Aあの、今、電話出来ますか?


と臣さんに送ると




直ぐに既読がつき、電話がかかってきた。






『もしもし、臣さん？』



臣さんに電話したことを察した岩田さんは



「ちょ！Aちゃん！なんで電話すんの！笑」



と慌ててる。





「あ、Aちゃん？

まさか、岩田そこにいる？」




『すいません、います。

岩田さんが寂しいだろうって私を気遣って
一緒に食事してくれてます。』






「あーーなるほどねー


１回岩田に代わってくれる？」


いつもなら岩ちゃんって呼んでるのに
岩田呼びになってる臣さん。






私は岩田さんにスマホを差し出した






「えぇー俺ー？笑」


と嫌そうに電話をとった岩田さん。



そして、
何かを言われたようで、岩田さんは笑ってた。





「じゃ、分かりましたよ！！切りますね！」



岩田さんは
電話を切って私にスマホを返した。






「もうーAちゃん、
電話なんでするんすか！」


と怒られた。







「もう、帰ったら覚えとけって言われました。


あと、ちゃんと家まで安全に送れって。

当たり前に言われなくてもしますよ！そんなの」




と岩田さんは少し拗ねた様子でお酒を飲んでる。






こうやって二人きりでお酒を飲んでみて

岩田さんが皆さんに好かれる理由が分かった。



顔が可愛いのはもちろんだけど、
それ以上に人懐っこさがあって、

そりゃあみんな好きになるよね...

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