永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

168 ページ18

「じゃ、仕事終わったあとでいいんじゃないですか？」



仕事終わった後...



「確かに！7時開演だからライブは9時に終わるでしょ、


Aちゃんの仕事は何時に終わるの？」




『何も無ければ、8時には帰れます。』


多分そこから東京ドームに行くとすると

9時くらいに着くことになる...






「だったら、バックステージだけ来てもらったら？

どうせ臣、Aちゃんに会いたいだろうし。」



ライブ見ずに、裏側に行くって、、

いいのかな？




『え..そんなんありなんですか？』




私は隣の臣さんにそう聞くと、




「うん。全然大丈夫だよ？」


と答えてくれた。





そんな臣さんに


「臣ーー恥ずかしがらず

来いって言えよーー笑」



なんて、ちょっかいかけてる直人さん。



「もう、2人がいなかったら言ってるつーの。」



と、臣さんは少し拗ねた様子でそう言って
お酒を飲んだ。





「じゃ、Aちゃん来るよね？

ほら、臣さんだけじゃなくて、俺も

親友として見に来て欲しいんだって！」



目の前の岩ちゃんに
キラキラした目でそう言われたらもう、


OKしか言えなくなる。



『いや、じゃ、

行きます、、、』






私がそう答えると

なぜか、臣さんより喜んでるふたり。

169.登坂side→←167

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す