永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

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『いや、単純に

なんでお2人が来てくださったのかな..と思って』





私はそう戸惑いがちに言うと





「俺はそりゃ、親友だから来るしかないじゃん笑」


と、いまだ親友と言ってくださってる岩ちゃん。






「そうそう！なんで岩ちゃんAちゃんと
ちゃっかり仲良くなっちゃってんの？！

おれ、聞いてない！


それに、岩ちゃんって呼ばれてるし！」



「いや、岩ちゃんが俺に言わずに
勝手にAちゃんと飲みに行ったんっすよ

その時に仲良くなったらしい」





『仲良くなった....？笑』



仲良くなったのかな？あれは、、





「えぇー俺も仲良くなりたいわ、、


Aちゃん、今度俺とも飲みに行こ！」



そう直人さんに急に誘われて、




『いや、、あ、

まぁ、はい。』

と答えてしまったけど.






なぜお二人がいるのかは
明確な答えが返ってこなかった。



まぁ、いいんですけど...





「それより、Aちゃん

その荷物は何？」





そう言って臣さんが指さしたのは


私が子供たちに貰った袋。





『あ、あれは！！！


今日、私の誕生日だからって
わざわざ作ってくれたんです！子供たちが！


折り紙とか、メッセージが書いてある冊子とか
すごいんです！！！


私、もうすごい感動して...』




私はその袋を持ってきて

皆さんにみせた。




『この花束とかも子供たちが作ってくれたんです！


凄くないですか！？』








私は興奮して、こうやって喋ってると









また我を忘れていたことに気づいた。






『あ、すいません...』




完全に喋りすぎた...





「なるほど、臣が言ってたのはこれね笑」



直人さんは何かを理解したようにそう言った。



「そうそう。

可愛すぎるでしょ？子供のことになると

いつもはあまり喋るタイプじゃないAちゃんも
笑顔でめっちゃ言ってくるんだよ、、」



「俺と飲んだ時もそうでしたよ笑」




「え、岩ちゃんと飲んでた時も

これ発動してた？？
まじ？


...Aちゃんダメじゃん。
勝手にそんなことしちゃ。


みんな惚れちゃうんだから。」





なんか、よく分からないけど、


勝手に発動とか言われてる..



なんの話？？


「まぁ、俺がどんなサプライズをしようが、


この人にとっては、子供たちからのプレゼントに
かなうものはないからなぁ...笑」



そう言って
臣さんは苦笑いしながらお酒を飲んでる。

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