永遠の愛を誓います。【登坂広臣】《第四章》

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『静かに被せとけば良いと、思ってます？笑


恥ずかしいんですけど...』


前.私が、臣さんに強制的に帽子被せた仕返しか...



私が被ってるのは
みなさんのとは違う、ケーキ型の帽子だった。





「すごい似合ってるよ、安心して笑」




と笑う臣さん。






この人、




完全にバカにしてる.......





私はそんなに臣さんに気を取られてたけど

よく見たら



机にはピザやら、ケンタッキーやら


美味しそうなのが並んでた。




『これも、準備してくれてたんですか...』





「まあ、全部ウーバーイーツだけどねww」



と笑った直人さん。




いや、それでも嬉しい...



私のために用意してくださったことには違いない...





『ホントに嬉しいです！

ありがとうございます！』


私は深くお辞儀をした。




「もう、Aちゃん、

律儀すぎ。早く座って。」


と何故かちょっとキレ気味に臣さんは言って

私を椅子に座らせた。




私は臣さんの隣、そして岩ちゃんの前に座った。




岩ちゃんの横には直人さんが座ってる。






「お酒、Aちゃん何がいい？」



と、冷蔵庫に向かった直人さんから言われたので



『あーーえっと、ビールで..』


そう注文し


私の元には高そうなビールが置かれた。




うわ、、美味しそう、、






「じゃ、いただきまーす！」


岩ちゃんはそう言って食べ始めた。



私もチキンを食べる。






『うわ...美味しい..』



「ケンタッキーは、いつでも美味いよな..」



いや、


それより、


...,私はずっと気になってることがある..





『あの....



一つ質問いいですか？』





「なに？どした？」





私のこの言葉にみんなこっちを向いた。



『いや、あの....



みなさん、お忙しい中、


私の誕生日ってだけなのに、
なんで直人さんと岩ちゃんまでいらっしゃるんでしょうか？』




私はそう聞くと、



臣さんは声を出して笑った。




「はっはっ笑」







「もう、臣ー

今、遠回しに、俺たち邪魔者扱いされた？」



と直人さんが言った。



『いや！！！そういうことじゃなくて！』


私は即座に否定した。






「直人さん残念

Aちゃんは、やっぱり俺と二人っきりの
誕生日が過ごしたかったみたいっす笑」




だから臣さん違う....





『そ、そういうことじゃないんです！』

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