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すると、直ぐに、
岩田さんからお店の住所と集合時間が送られてきた。
岩田剛典楽しみにしてますね。
久しぶりの男の人とのLINEにちょっとドキドキしながらも、
Aはい。私もです。
と送り、スマホを閉じた。
翌日。
「え?なんで?
こっちを頼んどいてって言ったよね?!」
朝から何やらザワザワしてる局内のスタジオ。
京子「いや、でも!あの時先輩が、こっちのサイズ頼んどいてって言いましたよ!」
「は?、なに?私が間違ってたって言うの?」
京子「でもそれ以外有り得ません!」
私は明らかにやり合ってる2人を遠目に、
先に来ていた増田のとこに行く
『ちょちょ、なになに、、何があったの。』
「あー、京子さんが注文してって先輩から頼まれてた物があったんですけど、サイズが間違ってたらしく。
だけど、京子さんは言われた通りのサイズを頼んだって言い張ってて。
でも先輩は絶対に私は間違ったサイズをあなたには伝えてない。間違ったのは京子だ。と一点張り状態です。」
正直、京子がミスするのは考えられない。
今までのことも加味すると。
だとしても間違ったサイズの物を注文してるのは事実だからこれ以上言い合っても意味ないでしょ。
『で、その間違ったやつは何に使うの?』
「えっと、多分三代目の皆さんの番組のものだった気がする。」
『え?また?』
なぜこう、関わりが最近多いんだ三代目の皆さんとの。
今まで音楽番組でしか会ってなかったのに。
『まぁとりま、謝ってくるしかないよね。
だってサイズ違ったら無意味のものでしょあれ多分。』
あのサイズを間違えた物がどんな物で
どのように使うのかは分からないが、
京子と先輩があれだけ言い合うってことは使い物にならないってことだよね。
私は言い合っている2人の元に行き、
『あの、とりあえず謝りに行きましょうよ。』
私がそう声をかけると、一旦は収まった2人の会話。
京子「ねぇ、ごめんね。A
私、どうしても今からすぐにロケの下見に行かないと行けなくて、謝りに行けなさそうなの。
ごめん、代わりにお願いできない?」
あーそっか。
京子、今担当してる番組は1人しかADいないから、
大変なのか。
『分かった。全然いいよ!気にしないで!』
京子「ほんとごめん。
先輩もすいませんでした。失礼な態度取って。」
京子は一礼してから、すぐにテレビ局を出た
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作者名:ひまわり | 作成日時:2020年11月1日 16時