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『だ、大丈夫ですか?、
怪我は、、、、』




「うん、ないよ?笑

それよりもAちゃんは?怪我してない?」


そう言って体制を起こした岩田さん。



『私は大丈夫です、、


すいません、私が下手くそだから、、

それに増田が、、、』



「大丈夫、気にしないで笑」



しゃがみこんでいる私たちに、
三代目のみなさんが駆け寄ってくる。







直人「おいおいおいー

何イチャイチャしてんだよ!」


山下「いくら、貸切だからってな!
俺たちは見てんやぞ!」



隆二「でも、さっきの漫画みたいだったよね?笑」




呑気にそんなことを言ってくるみなさん。


私は立ち上がって、


『みなさんほんとすいません。』



一言謝ると



直人「え?なんで謝んの?笑」


登坂「意味不明w」




『私もです。』



私は何故か申し訳ない気持ちになって謝ったが、

なんで謝ったのかはわからん。






私が着ていたコートが地面に落ちてたので、
もう1回私に羽織らせてくれた岩田さん。





山下「ふぅー!!王子だねぇ、、、」



隆二「王子すぎて辛い。」





王子キャラいじりを受ける岩田さん。



大変だな、イケメンも。









そのあとは、私はスケートを少しだけやった後、

全く上達しなさそうなので、
外から見学することに。








直人「直己、トリプルトーループやってよww」




隆二「え!見たい!!www」



直己「任せなさい。」





登坂「いや、全然まわれてないww」


岩田「あ!直人さんやってください


難易度下げて、ダブルトーループ」




直人「まぁそれくらいなら。」




ずだんっ!!!




思いっきりコケた直人さん。





岩田「待ってwwww」



増田「俺に任せてください。」



何故か3代目の皆さんに馴染んでいる増田。




増田は、ダブルアクセルを成功させた。





直人「え!やばい!!」

ELLY「めっちゃ上手いじゃんwww」




山下「やばい!惚れ直したぞ!増田!!!」





私は楽しそうな三代目のみなさんを見ながら、



ホットココアを飲む。


そして、共に笑ってしまう。





私もこの人たちのファンになる人達の
気持ちがやっとわかった気がする。





一緒に時間を共有するだけで、
楽しい気分になれる。









でも私はただ、仕事の関係として、
三代目のみなさんと仲良くさせて頂いてるだけ。



それ以上でも



それ以下もない。





そのはずなのに

勝手に私の視線は、

岩田さんを追いかけてしまっている。

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作者名:ひまわり | 作成日時:2020年11月1日 16時

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