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FUJIYAMAから次の場所に移動する時に
たまたま富士急に来ていた女子高生や、
三代目のファンの皆さんがすごく沢山いた。
私は三代目の皆さん前を歩き、
『すいません!通るので避けてくださいー!』
ボディーガード的な役割をする私。
ほとんどの人がそう言ったら避けてくれるのだが、
ある女子高生が避けずに
私の目の前で、三代目のみなさんの写真をずっと取り続けるので
『あの、すいません、避けて貰えます?』
私が注意喚起すると、
「は?うざ。
なに、いいじゃん写真くらい。」
明らかに生意気な態度をとる女子高生。
そしてその子を始めとして、
何人ものJK達がよってきた。
その勢いに完全に押され、
後ろに倒れそうになった時、
サッと私の体を支えてくれたのは
「ごめんねみんな、お姉さん困るし
俺達も困るから、避けてくれる?
それに人を押すのはやめようね?
お姉ちゃん怪我するし。
あと歳上の人への態度ももうちょっと改めようね。」
そう言ってJKたちを困り顔にさせた
岩田さんだった。
その後すぐに女子高生は道を開けてくれた。
『すいません!ありがとうございます!』
私は直ぐにしっかりと立ち直した。
「いいよ全然、怪我ない?大丈夫?」
『ほんとすいません、大丈夫です。』
「なら良かった。」
そう言って安心したように
ふっと笑いかけてくれる岩田さん
その笑顔につい、ドキッとしてしまった。
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作者名:ひまわり | 作成日時:2020年11月1日 16時