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翌日



「三代目のみなさん来られまーす」




「『よろしくお願いします!』」




朝8時からの撮影。


私たちは富士急に来ていた。




三代目の皆さんが来ると直ぐに始まった撮影。






最初にとりあえず、全員でFUJIYAMA
っていうやばいジェットコースターに乗るらしい、


普通それって罰ゲームで何人かとかだけど、



全員強制らしい。








そしてそれをとりまお試しで先に乗らされる
私達アシスタントディレクター。



のはずが、今日は下見カットしてすぐ乗るらしい。



私からしたら乗らなくていいんだからありがたい一心である。






PD「あ、でも代わりに
三代目のみなさんと一緒に後ろに乗っててね。
カメラ持ちながら!

上から見る光景のカメラも回しときたいから。」




『あーはい。』


なるほどねー

結局乗る運命ねー





前から順々に皆さんが座っていく。


隆二「俺。真ん中がいい!」


山下「じゃあ俺先頭で!

エリー、一緒に前行こうぜ。」



登坂「じゃあ俺、隆二の隣ー」


直人「じゃあ、リーダー同士隣かー」





前から埋まっていくので、

それに合わせて私は1番後ろより少し前に座る。
GoProっていう小さなカメラを持ちながら

もちろん外カメラ。
内カメだったら私のやばい事故画が映り続けるだけだからね



カメラさんも何人か乗るので結構後ろにしないと、

みんなが座れないくらいだ。







私は座って待機してると、




「じゃあ、俺ここだね。」





『ええ、、なんで、、』



どんっと勢いよく私の右隣に座った岩田さん。




『なんで私の隣なんですか。

それにさすがにやばいですよ』



「えぇいいでしょ、

どうせ隣にいる所なんて
上手くカットされて映らないよ笑」


だとしてもだよ。




岩田さんが隣に来たことで、
私は少しの声も漏れては行けないことになる。

岩田さん専用のカメラがとても近いから。





あいにくもう違うところに座ろうと思っても、
安全バーにより移動できない。






『とにかく岩田さんの邪魔にならないように
頑張ります。』


「いいよ?全然叫んでも笑」






スタッフ「じゃあ、行ってらっしゃーい!!!」





その声とともにジェットコースターが動き出した。









あーあーあー久しぶりだこの感じ。



ダメなやつ。




私はカメラだけはちゃんと持って


右手は、安全バーを思いっきり掴む。


ひぃーまじで無理。

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作者名:ひまわり | 作成日時:2020年11月1日 16時

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