ぱーぷるがーる。 (ページ6)

今日:15 hit、昨日:43 hit、合計:73,368 hit

5 ページ6

･

～あやな side ～

女1｢ふざけんな…！｣

『…っ！』

急すぎて、何が起こったのかわからなかった。

気づいた時には、もうAは地面に倒れていた。

あ｢…え、嘘でしょ？A…っ！？｣

女1｢うそ、やばくない？これ｣

女2｢逃げよ、！｣

女の子達2人は逃げてしまったけど、もうそれどころじゃなかった。

きっと、Aの返事に腹が立った女の子が、Aのことを突き飛ばしたんだ。

あ｢A、聞こえる……？！今救急車呼ぶからね…！｣

『……ねえ、あやな…ひとつだけ約束してほしいことがあるの、』

か細い声でそう言ったAは、もう意識ももうろうとしているみたいで。

うちは、出来るだけそのAの約束してほしいことを聞いてあげたかった。

あ｢うちにできることなら、なんでもするよ…！｣

『…このことは、メンバーや仕事関係の人には言わないで欲しいの。』

あ｢え、でも…｣

『いいから……お願い、っ…』

あ｢A…！！｣

うちが頷くと、Aはそのまま意識を失ってしまった。

･