ぱーぷるがーる。 (ページ40)

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ス｢…完成！｣

『ありがとうございました！』

鏡に写った私はまるで自分じゃないみたいで、本当にプロってすごいと実感していると。

と｢お、お前終わったんか。｣

『としくんか、今ちょうど終わったとこ！……どう？似合っとる？』

と｢………ばか可愛いよ。｣

『えっ、ちょっと待って…こっちが照れる……』

ばか可愛いとか、いつぶりに言われたんだろ。

照れて言ってくれないと思ったのに、ほんとにずるい。

としみつはもう言わねーからな、なんて言いながら顔を赤くして向こうを向いてしまった。

て｢…おいお前ら！なにをイチャついてんだ！！｣

と｢イチャつく相手がおらんからって僻むなよ…｣

『まぁてつやも早くイチャつける相手を見つけりゃいい話だからね。』

悔しがっているてつやは置いておいて、既に撮影をしている虫さんの元へと向かった。

『邪魔しに来たよ〜』

虫｢いや邪魔するなら向こう行けよ(笑)｣

て｢ねぇ置いてくとか酷くない？｣

『全く酷くないからね？…おー、結構撮ってるやん。』

と｢おー、ほんとだ。｣

虫｢わかるか、今1番ブサイクなところだ。｣

り｢かっこいいぞー？｣

て｢おぉ〜すごい。｣

虫｢一番かっこいいのどれでした？｣

ス｢………もうちょっと撮りましょうか。｣

虫｢あー、無かったみたいです。｣

『えっ、これだけ撮ってて無いとかあります？(笑)』

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