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〜 あやな side 〜
今から数年前の夏のことだった。
家族4人で岡崎にあるAの家に泊まりがけで遊びに来ていて、その日は前から名古屋まで行って買い物しようって約束になっていたんだっけ。
とにかく前々から楽しみにしていたんだ、その日を。
クレープを買って、食べながら歩いていた時だった。
女1｢え、あれ東海オンエアのすてらじゃない？｣
この時にはもう既に、少なくとも数十万人の登録者がいた東海オンエアのメンバーだったAは、それなりに顔も割れていて。
うちもツイキャスで配信をしたりしていた頃だったから、お互いに軽く変装はしていたけど、やっぱりファンの人は鋭い。
女1｢あの、サインとかってもらえたりしますか？｣
『もちろん！ね、いいでしょ、あやな？』
あ｢いいに決まってんじゃん！ほら、早く書いてあげな！｣
あの時の嬉しそうなAの顔は、今でも忘れられない。
でもこの選択が、後に後悔することになる。
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作者名：す て ら 、 | 作成日時：2020年2月20日 14時
