トリップした先は夏目の通っている学校だった！？【夏目友人帳】2

-45- ページ5

貴方「先生の飲み込みが早くて助かります。」

ニャ「白銀の話を聞くとこれから起きる出来事が分かる訳だな。」

貴方「そうなんですが……可笑しな事起きているんです。」

ニャ「可笑しな事？」

貴方「はい。まだ、先に出てくる名取さんや的場さんとはもう会っているんです。それに、露神様だって本当はもう会っている筈なんです。」

ニャ「そうか。」

貴方「もしかしたら…夏目さんと名取さん達は原作通りに会ったりするけれど私は原作通りに進まないのかもしれません。」

ニャ「確かにその方が合うな。」

貴方「はい。」

ニャ「そろそろ戻るぞ。」

そう言って私の肩に乗るニャンコ先生

貴方「先生。」

ニャ「なんだ？」

貴方「私は…夏目さんや先生達を守ります。」

ニャ「は？」

貴方「私はあなた方の事が好きなんです。だから、夏目さん達を傷つける奴は私が許しません。」

ニャ「………………。」

黙って聞いてくれる先生

貴方「だから私は………あなた方の身代わりになります。」

ニャ「み、身代わり！？」

貴方「はい。」

ニャ「何を言っt((貴方「私はいつ消えるか分かりません。だから少しでもお役に立ちたいのです。」……。」

貴方「大丈夫です。死んだりしませんので。」

ニャ「……………分かった。夏目には黙っておく。」

貴方「ありがとうございます。」

ニャ「だが………本当に危険だと思ったら逃げろ。私達に知らせろ。助けるからな。」

貴方「先生……。」

先生をチラッと見ると顔を背けていた

-46-→←-44-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す