トリップした先は夏目の通っている学校だった！？【夏目友人帳】2

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貴方「心配を掛けてしまってすみません……。」

夏目「別に大丈夫だからな。」

ﾄﾝ

夏目さんの肩に乗っていた先生は私に近づく匂いを嗅いだ

貴方「何ですか？」

ニャ「お前……妖の匂いがするな。」

貴方「え……！？」

夏目「心辺りがあるのか？」

貴方「まぁ……はい。」

ポケットとに手を入れると露神を掌に乗せ夏目さんと先生の前に出す

夏目「小さっ！？」

貴方「露神様です。友人帳に名前があるので連れて来たんですが……。」

夏目「そうなのか。」

貴方「はい。でも、露神様の名の紙に他の妖の紙が引っ付いていて取れないんです。」

夏目「え！？」

貴方「ちょっと待って下さいね。」

そう言ってカバンの中を探り一冊のノートを取りだしページを見せる

夏目「ん？何だこの黒いの……。」

貴方「この妖を探さないといけないんです。」

夏目「マジか……。」

貴方「はい……。」

ニャ「待てよ。白銀が何でそんなことを知ってるんだ？」

夏目「それもそうだな。」

貴方「………………勘………ですよ。」

露神「私の所に来たのも勘とな？」

貴方「…………………。」

ニャ「何故黙る？」

貴方「夏目さん…あの………先生をお借りしても宜しいですか？」

夏目「え？あ…あぁ…構わないよ。」

貴方「ありがとうございます。」

荷物を持ちニャンコ先生を抱き上げると外へと出た

ニャ「何で荷物まで持って来た？」

貴方「言葉だけでは信じて貰えないと思ったからです。」

ニャ「どうゆう意味だ？」

目を細めるニャンコ先生

貴方「ストレートに言います。私はこの世界の人間ではありません。他の次元の人間です。」

ニャ「は……？」

貴方「まぁ……そんな反応ですよね。」

カバンの中から漫画を一冊取り出す

ニャ「なんだその本は？」

貴方「これは『夏目友人帳』という漫画です。」

ニャ「！？」

貴方「本当は言うのはイヤなんですが………先生も夏目さんも滋さんも塔子さんも本当は実在しないんです。あなた方はアニメのキャラクターなんです。」

ニャ「……………そうか…。」

貴方「そして私はこの世界にやって来ました。やって来た時にカバンに入っていた物があるんです。」

ニャ「入っていた物？」

貴方「はい。それが……このお札と友人帳なんです。」

ニャ「二冊目の友人帳だと！？レイコは一冊しか作らなかったんじゃないのか！？」

貴方「原作だと一冊のみです。」

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