トリップした先は夏目の通っている学校だった！？【夏目友人帳】2

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家につき



私達は部屋でゆっくりとしていた



晩御飯も食べ終えたあとのゆったりとした時間は気分を癒すのにはちょうど良かった



私を襲う眠気



それは満腹からなのか



少しの疲労からなのか



多分両方だろう




横になる私の瞼は重く



閉じては開き



閉じて開くを繰り返す




その内に段々私は眠気に身を委ね


眠りについた









透ける私の手



手の奥の暗闇がうっすらと目視出来る




それは手だけじゃなく


徐々に足も



腕も



消えていく



嫌だ…消えたくないっ



必死に抗う私の体は無慈悲にどんどん消えていく







『白銀！！起きろっ！！』



私を呼びかける大きな声で目が覚める




私の体から流れる嫌な汗は服と体をくっつける



ゆっくりと体を起こせば手を見る



大丈夫、透けてない…



それに安堵する




「白銀、気分はどうだ？」



『…平気です。』




「そうか…白銀、凄くうなされてたぞ。」



とてとて と私の側にくるニャンコ先生は目を細める




「何を見た？」



『…体が透けて、消える夢です。』



その言葉に夏目さんとニャンコ先生の表情が曇る



多分、何かを知ってる



それか、なにか心当たりがある




多分どちらかだろう

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