執事を辞める！？ ページ28
大貴side
これからは警戒して仕事しないと…
あれ、メールだ。
俺は親と大事なときにだけ使うスマホを持たされている。
慧様の執事を担当してから、全くこなかったからびっくりした。
普通大丈夫？とか送ってきてもいいはずなんだけどな
ってかよっぽど大事な用事なんだろうな
ちょっと不安に思いながら恐る恐るメールを見た。
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大貴。今すぐ家へ帰ってきなさい。話があります。今日の仕事はなしです。
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見た瞬間ボーッとしてしまった。
母親からの呼び出し…
嫌な予感しかしない。
圭人「大貴くん。家に送ってくれる車が待ってるよ。」
「あっ圭人さん。あの今日慧様は…」
圭人「大貴くんの代わりに裕翔さんが担当するから安心して」
「は、はいわかりました」
そう言って車に乗り込み自宅に帰った。
帰ったら、母が立っていた。
「ただいm
母「今日から伊野尾様の執事は終わりよ。」
「え…？」
母「何回も言わせないで。もう伊野尾様のところにはいかないの！」
母が言ったことが初めて理解できなかった。
普通の子なら、ドッキリとか思うのかな
まぁそんなことより
母の言葉を聞いて一番最初に出た言葉は「どうして」じゃなく
「慧様は！慧様は納得されたのですか？！」
母「えぇ、別の執事を頼め。と」
「え……慧様が」
母「なにか伊野尾様にしたの？これ以上評判を悪くしないで！」
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慧様は俺のことなんとも思ってなかったんだ。
そりゃそうだよね。俺、勘違いして調子乗って
馬鹿みたい。でも慧様のことがまだ大好きな
俺は重症ですか？
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作者名：アリス | 作成日時：2017年3月19日 7時
