Agapanthus. (ページ10)

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You Said.

ど、どうしよう、！、

私、さくちゃんの隣のブランコに座って会話してる…！

頭がよく回らなくて、ちゃんと受け答えできているか不安になる…

ちらっと隣に座るさくちゃんの方を見ると、

綺麗な横顔に月明かりがさして美しさが数倍増していて、

思わず見とれていると

作間｢ん？どうかした？｣

『い、いや、綺麗だな…と(ﾎﾞｿｯ)』

.

作間｢誰を応援してるの？｣

…それ、聞いちゃいますか、？！

『…っ……くん、』

作間｢え…？ごめん、もう1回言って｣

『…作間くん、です、』

あああ、今絶対顔真っ赤だよ…

だって自担に誰応援してるの？って聞かれて、

貴方ですって言うの…恥ずかしすぎる…！

作間｢…ほんと？｣

『…はい』

作間｢……｣

黙るさくちゃん。

やばい、ダメな事言ったかな…

緊張しすぎて態度が悪くなってるかな…

心配になってさくちゃんの方を向くと、

私の心配とは裏腹に嬉しそうに口元を抑えているさくちゃんが

『へ…、』

作間｢…ごめん、嬉しくて。｣

『…へ…//』

予想外のさくちゃんの反応にますます頬が赤くってしまう。

作間｢あっ…そうだ、時間。｣

『…そうだ、忘れてた、心配してるかな…』

突然のさくちゃんとの遭遇で全く頭になかった友だちの存在を思い出す

コンビニに行くと言いホテルを出た時間からだいぶ経ってしまっている

…心配してるかも

作間｢お友達と来てるんだよね？今頃心配してるかもね…こんな時間まで引き止めてごめんね｣

しゅんと眉毛を下げるさくちゃん。

…そんな顔されたらもうここから動けないじゃん…！