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: 7 ・ 《作間side》 ページ7
Sakuma Said.
いつも通り雑誌の撮影が終わり、
メンバーみんなでご飯に行った後の駅に向かう帰り道。
みんなと別れるまではイヤフォンをして繁華街を歩いた。
みんなと別れ、
あまり人混みが得意ではないから、人がいないような裏道を選び、
イヤフォンを外して静かな道を歩く。
人気がない公園のそばを通りかかったら、
女性が1人でブランコに乗ってる姿が見えた。
あまりじろじろ見るのは如何なものかと
思いつつなぜか視線を外すことが出来なかった。
『…花のやう 微笑み絶やさず 嬉しげに
話しける貴方は 夢の中だけ…
…まるで、この花みたいに…』
女性がなにか言葉を口ずさむ
その姿が儚げで美しくて、消えてしまいそうな気がして、
気づいたら身体が動いていて、
その時たってしまった音があまりにも大きくて、
怯えた様子の彼女と目が合った。
やばい、怖がらせちゃった
.
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作者名：みずき | 作成日時：2019年5月3日 18時
