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自分は後回し ページ27
「元気…そうではないな」
小町は華扇の様子を見てそう発した｡
「…どうだったの？」
「まぁそりゃ…私だって正直辛かったし…霊夢も泣いてたよ」
「…そっか」
やはり華扇も辛いだろう｡
きっと彼女のことだ｡
人を慰めて自分のことは後回しだったんだろう｡
ふと小町が華扇の方を見ると動物が心配そうに見ていた｡
「…ペットにまで慰められてる」
「うるさい」
「慰めてあげよっか」
「うるさい！」
華扇は大声をあげ､机にうつ伏せになる｡
「…皆が辛いのを分かって自分は我慢する…無理すんなって」
「…ほっといてって…言ったじゃない」
「うんうん」
小町はそう言って華扇の頭を撫でる｡
華扇は不満そうだが何も言わない｡
まんざらでもないのだろうか｡
「…れいむ…」
「お前も辛かったよな…」
小町は華扇の頭を撫で続けた｡
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
おまけ セリフ集
華扇「駄目な人間になってはいけませんよ？！」
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