ep.26 ページ29
JN side
帰宅した後、Aちゃんを連れて自分の部屋へと直行し扉を閉める。
JN「…何であんな所に居たんだよ…僕は車の前で待っててって言っただろ?」
A「ごめんなさい!実は…たまたま事件の犯人を見つけて…それで捕まえるのに必死だったんだ…」
え…犯人があの場所にいた、のか?…全然気付かなかった…でも、それを聞いて更に許せなくなった。
JN「そんな危ない事…前にも話しただろ?!皆んなで協力していこうって!」
A「だって…逃げられると思ったから…」
JN「…分かったよ、君をこれ以上何処にも行かせないよう…Aの体を壊してしまえばいいんだ」
そうすれば…心配する事もないし、僕の傍に居てくれるでしょ?…ずっと、ずっと…
JN「…逃げないんだね…て事は
A「逃げないよ…だって…オッパはそんな事するような人じゃないって…知ってるから」
JN「え?…」
A「私ね…オッパが誰よりも私の事思ってくれてるって優しい人だって…気付いてたよ?だから…こんな事に能力を使ってほしくないよ…」
泣きながらも優しく微笑むAちゃん…予想もしなかった言葉に自然と力が抜けていく。
A「その力は、バンタンを他の誰かを守る為救う為に使ってほしい…私を助けてくれたみたいに」
そう言うと僕の手を取りそっと包んだ…何だか凄く…温かい…落ち着きを取り戻すと共に自分の愚かさを改めて痛感した。
A「後、バンタンを守っていくってあの時誓ったから…私はずっと皆んなの傍にいるよ?」
JN「!!…君って人は…ごめんね?…僕どうかしてた…」
ガチャ
YG「あれジンヒョン…とA…?お前…何で泣いて…もしかして…ヒョン!」
いきなりやって来たユンギがAちゃんを見るなり僕に掴みかかってきた…するとAちゃんがそれを止める…一層の事殴ってくれたら良かったのに…
JN「ごめんユンギ…Aちゃんの事よろしく」
そう言うと分かってくれたのか彼女を連れて部屋から出て行った…流石…ユンギありがとう。
今は1人になってきちんと見つめ直さなきゃ…結局は今まで自分の事しか考えれてなかったんだ…それなのにAちゃんは…
改めて彼女の優しさ、強さを感じる事ができた…ごめん、やっぱり僕…でもそれはきっと皆んなも同じ想いの筈…
これからは長兄としてしっかりしていこう…バンタンの為、Aちゃんの為、そして未来の為に…
JN「…ありがとう」
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つむぎ - この小説大好きです。続きお願いします。 (2018年3月11日 10時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ - めっちゃ面白いです!続きが気になるw楽しみにしてますね! (2018年1月25日 18時) (レス) id: 116cd3f3c5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - Paku・Nahoさん» コメントありがとうございます!ヤバイですよね、、壮大すぎて、、楽しんでもらえるよう頑張ります!Nahoさんサランへ〜 (2017年2月26日 12時) (レス) id: e1eec9fe5e (このIDを非表示/違反報告)
Paku・Naho - NotTodayのMV、はんぱないですよね(T^T) 続き楽しみにしてます!更新ファイティンですー! (2017年2月25日 21時) (レス) id: 3e98e6f3cf (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - モナコさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて嬉しい限りですTT期待に添えるよう頑張ります!モナコさんサランヘヨ〜 (2017年2月24日 20時) (レス) id: e1eec9fe5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉 | 作成日時:2017年2月20日 7時