12月22日 ページ6
今日は1日振りにゲームに参加した。
僕、祭司のフィオナ・ジルマン、占い師のイライ・クラーク、庭師のエマ・ウッズ。
ステージは精神病院という場所。中央に聳え立つ病院には見えない建築物が特徴的なステージだった。ハンターは写真家のジョゼフという男。フランス貴族みたいな男で、あの道化師とはまるで違う。長剣を持っていた。
所々に茶色い撮影機が置かれていて、後々勝手に話していた情報によるとそれが彼の能力に大切な部分らしい。
僕らの現実世界の他に、彼は撮影した時点の状態を記憶したもう一つの世界、写真世界を作ることが出来る。
その世界では僕らは静止していて、彼はその状態の僕らを自由に殴れる。
写真世界は60秒後に強制的に消え、その後30秒は発動できない。終了後受けたダメージの半分が僕らに降りかかり、暗号機の進捗度が現実世界と写真世界の比率の半分になる。
時空重畳という特性で与えるダメージは通常の1.5倍。
時空残像という技。15秒までなら過去の位置に戻れる。
瞬影留痕という技で写真世界と現実世界を自由に行き来出来る。
今日のゲームは負けた。前回とは真逆に、今度は四人全員が空に飛んで負けた。
ただ逆に収穫もあった。それはあの椅子、ロケットチェアのことについてだ。
あの椅子に座った途端に両手首が固定され、脱出するのは到底不可能になる。その他は他の椅子と変わらないが、前書いた二つの条件の内どちらか一つでも達成されてしまえば、そのまま回転して空に打ち上げられる。だが一つ、地下にある椅子だけは空では無く地中に潜っていく。
でも死ななかった。
ここでは死体を見れないかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃば - 申し訳御座いません。突然ログインが切れてしまったので一旦投稿を中止します (2022年1月14日 22時) (
レス) id: 94d93d2c55 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃば(プロフ) - 百日草さん» コメント有難う御座います。ただの未熟者ですがこれからも精一杯頑張らさせて頂きます。 (2021年12月30日 16時) (レス) id: 94d93d2c55 (このIDを非表示/違反報告)
百日草 - 更新頑張って下さい。応援しております。 (2021年12月30日 15時) (レス) @page7 id: 46e6433036 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃば | 作成日時：2021年12月30日 12時
