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万次郎「死ぬ前に、俺の言うこと聞けるよな?」
そう言って、私に跨ったまま上の服を脱ぎ捨てる。
万次郎「キスマークつけろ」
えっ……万次郎の身体に?
今まで何度もつけてもらったことはあるけど、
自分が人につけたことは一度もない。
やり方知らないよ、と言っても王様の命令は絶対だ。
いつもつけられる場所は首筋とか鎖骨とか。
内出血だから、強く吸えばいいのかな。
よくわからないけどとりあえず
万次郎の身体に吸い付いてみる。
『んっ………ん、ちゅ、』
結構強く吸ってるのに、全然跡はつかない。
顔真っ赤になるくらい必死に吸い付いても、変化なし。
『……なんで、つかないの……』
万次郎「……こうやるんだよ」
涙目になりながら濡れた万次郎の肌を
ごしごしと袖で擦っていたら、
急に首筋に顔を埋められ、鈍い痛みが走る。
思わず身を捩る私を押さえつけ、何度も強く吸い付く。
やっと解放された肌には、赤黒い跡がいくつも残った。
万次郎「……A、俺のこと好き?
好きだよな?」
『え、……う、うん、』
万次郎「じゃあ、絶対嫌がんないで」
抱きしめられ、万次郎の匂いに包まれた瞬間
熱くて硬いものがずる、と奥まで一気に挿入ってきた。
下着をずらし、まだ慣らしていないそこへ
無理やり突っ込まれたのだとわかった。
声も出なくて、息もできなくて。
万次郎が私の首に顔を埋め、
堪らなそうに熱い息が肌にかかる。
万次郎「……痛い?……きもちい?」
『やっ、……ぁ、んっ……』
万次郎「Aのナカ、俺の形にしてあげる」
ゆっくり腰を動かす。
もう何も考えられない。
万次郎「大好き。オマエ殺して俺も死ぬから」
こんなにも甘い、呪いの言葉が、他にあるだろうか。
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東卍京 - 梵天の作品はやっぱりいいですよね。 (10月31日 17時) (レス) @page35 id: cee3cd750d (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - シーチキンさん» ひいい!って叫びたくなりますよね(゚∀゚)笑 (2021年10月12日 11時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
シーチキン(プロフ) - 最高すぎて!!!!蘭ちゃぁあーん!! (2021年10月11日 18時) (レス) @page43 id: 05900c9320 (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - YULA.さん» 初めまして!ゾクゾクしていただけて嬉しいです〜!!頑張ります!! (2021年10月10日 9時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - あやさん» 嬉しいですすすす!!頑張ります!! (2021年10月10日 9時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清花。 | 作成日時:2021年9月16日 18時