【d!】我々国には幹部がもう1人居ますよ？寝不足のクソガキだけど【男主】 (ページ11)

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外交官ページ11

その後、全員がバラけて白髪の捜索を開始する

だが時間が経過する度に、どんどん遭遇する回数が増える

(Side．貴方)

『まっずぃね〜……やっぱ大人しくベットで暇人生活してたらよかったかァ』

もぉ隠れるので必死なんやもん〜汗

だってグルさんが通りかかった時さ？

めっちゃくっっっろい顔してたんやで？普通怖いし逃げるやろ笑

『つかこれ捕まったら説教確定やな…ホンマにもぉ〜勘弁してくださいよぉ(笑)』

それからずっと1人で喋っていると、天井の上にある複数の監視カメラの存在に気づく。監視されていると気づいては下手なことは出来ない

……壊すかァ？バレへんやろ多分…いや無理か。俺ガバエイムやし

まだカメラの存在は気づきたくなかったわ

『ハァ……あ、移動せな誰かさんに見つか＿＿

〝誰かさんって、誰や？〟

『…………………………Who are you(訳:あなたは誰ですか)』

「my name is オスマン、am a diplomat(訳:私の名前はオスマン。外交官です)」

『ひぇ…』

謎の英会話を交わすが、彼の声は耳元で聞こえた。ギギギという効果音が付きそうなぐらいに恐る恐る右側へ視線を向けると、外交官らしき人が柔らかい笑顔を向けていた

『……さようならーー！！！』

ガシッ、グイッ

「ダメめぅ〜」

まるで絶対に逃がさんと言わんばかりに左腕を掴まれ、顔を覗かれる

『なんでや!?あ、アンタ、外交官が俺に用ないやろ！！』

「いや用はあるんよ」

『いや多分人違い人違い』

「それはないめぅ」

『え゛ッ』