怖い ページ10
13時、店の一角に居座るAと楓士雄の空気はピリついていた
『何で俺が呼び出したかわかる？』
楓「昨日のー、、ですよね？」
『うん、正解』
楓士雄と会話をするAは口元こそ笑っているものの、目が全く笑っていなくて、前一度見た時のAの姿とは打って変わって違う表情に、楓士雄はずっと緊張感増して背筋が伸びっきり
『分かってるなら話は早いよ。何で喧嘩、してたの？』
腕を組み、背もたれにもたれかかりながら楓士雄を見るAに、感じたことの無い威圧感、何故か逃げられない、それを悟る
楓「昨日のは喧嘩つーか…一人相手に複数人で寄ってたかってたんで、助けなきゃいけないと思ったんだよ！」
『ふーん、でも普段から喧嘩しない子がいきなりあの人数一人で潰せる？』
楓「いや…そうだ！俺空手やってたんですよ！！！」
『ははっ、そうだって何？ボロ出すぎ。楓士雄くん嘘上手くないタイプでしょ、正直に話しなよ』
全く嘘のつけない楓士雄と全てをわかっているようなA。どう考えても不利な状況で足掻こうとする楓士雄を手の内に丸め込む
相変わらず変わらない表情のAに楓士雄は少し怖さを覚え始めた
『ね、普段からどうせ喧嘩してるんでしょ』
楓「して、ます」
『何で喧嘩なんかするの？痛いだけでしょ』
楓「俺は男に生まれたからには目指すはテッペンだと思ってるんで！」
『その気持ち、男だけどよく分かんないなあ』
なんで？どうして？と聞いてくる瞳は完全に冷めきっていて、理由は分からないがそれほどまでにAが喧嘩を嫌う何かがある事がわかる
それと同時に、一番嫌う喧嘩をしている所を見られた自分はもう関われないと察してしまう
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七海(プロフ) - 和娘米さんコメントありがとうございます（ ; ; ）好きな男性キャラが恋愛で切なかったり苦しむのが性癖すぎて泰志に辛い思いさせまくってます（ ; ; ）ですが、最後はちゃんと報わて幸せにさせます( ; _ ; )のんびり更新ですが最後まで見てくださると嬉しいです！ (2022年10月29日 1時) (
レス) id: 9c16dc69ac (このIDを非表示/違反報告)
和娘米(プロフ) - ひたすらに切なくて切なくてしんどいです…(´；ω；｀) この後泰志が報われるのを、あわよくば幸せになることを祈って気長に更新お待ちしてます！ご無理をなさらない程度に頑張ってください (2022年10月29日 0時) (レス) @page14 id: 9f59f27616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろ | 作成日時：2022年10月6日 21時
