私の最低な恋愛予報士 (ページ24)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:69,022 hit

まさかのまさかページ24

「おまたせ～」

チャニョルは自分の荷物と私の荷物を両手に持って

ダッシュで私の方へ駆けてきた。

『ありがとう』

「感謝しろ」

『今したじゃん』

「心がこもっねえな～」

...不思議だ

ああいうことしたら普通って

気まずくなるもんじゃないの？

なのにチャニョルとは

むしろ前より会話が弾む気がする

「てかお前家どこなの」

『あー、えっとー、』

そういえば住んでるところ、

教えたことも教えてもらったこともないな

『駅から◯駅まで行って

そっからバスで△まで行った目の前のマンション！』

『チャニョルも教えろ』

「...は」

『何』

なになに

なんか

チャニョルすげえ顔してるんだけど

「は？」

いやなにが

「お前ほんきで言ってんの」

『いやなにを』

「...住んでる場所」

『なんで嘘言わなきゃいけないんだよ』

「....は」

いやｗｗ

『なんだよｗｗｗ』

少し間を作ってゆっくり話し始めたチャニョル

「お前ビビるなよ？」

「俺がいまからなに言ってもびびんなよ？」

...どういうこと？

「...そのマンション

俺の家でーす...」

ああ..

へえ...

....

『はぁ？！？！？！？！？！？！！』

『ちょ、まっ、まて、いや待って、落ち着け、いや落ち着けお前「お前が一番落ち着け」

まて

チャニョルと同じマンション？

いや待ってくれ

いやまて

すごくパニックです