私の最低な恋愛予報士 (ページ11)

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チャニョラ-2 ページ11

その日の夜

『まさかね...こないよね....』

あんなこと言われたから

パクチャニョルからLINEがくることに怯えていた私。

『LINEきた瞬間即ブロックしてやる』

あんなやつなんかとLINEしたくないし！！！

絶対ブロック絶対ブロック絶対ブロック！！！

とりあえずあいつからのLINEを待ってる間に課題を進めようとしたけど

携帯ばっかり気になって

全く進まない

『あああああもう！！！あのクズ男のせいで課題すら進まないじゃんか！！！』

目の前にいるわけでもないのにまたイライラする

あいつの顔と声が勝手に頭に浮かんでくる。

もう！！！なんなのほんとに！！！

あいつ、人をイラつかせる天才かよ..

今日の課題はすごく多い。

英語と科学のノートのまとめ提出
漢字2ページ
テキスト全教科4ページずつ

それに明日の予習もしなきゃいけないのに！！！

全く進まねえ！！！

私がイライラと格闘しながら課題を進めている時だった

ピロン

....これはLINEの通知の音

きたぞ...

恐る恐るLINEを開く

『...あれ？』

...は？

なんで？

意味わかんないなんでなんで？？

『...ビョンベッキョン！？！？』

パクチャニョルじゃなくてビョンベッキョン？

『なんでビョンベッキョンからLINEがくるの？？』

混乱した頭のままトークを見ると

そこにはやっぱりビョンベッキョンからのメッセージが...

[ 明日の朝7時に視聴覚室集合！！]

『....は』

明日の朝？！

視聴覚室集合！？

まて

意味わかんない

しかもビョンベッキョンからのトークは

その一文のみ。

初めまして！とかビョンベッキョンです！とか

そういうのすらない。

まってよ

話したことねえよ！！

顔すらわかんねえし！！

しかも視聴覚室...

なんなんだよ...