黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ38)

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ピーターはハリーにまで命乞いをした。

『よくもハリーにそんなことが言えたな、2人の居場所をヴォルデモートに売ったのはお前だ！！！』

きっと、騎士団に所属していた仲間で、死んで行った仲間の居場所を教えたのはピーターだ。

お父様とお母様は、隠れることに長けていた。

なのに、ある日突然訃報が届いた。

今思えばおかしいことだらけだ。

シリウスとリーマスと3人でピーターに杖を向けた。

昔のマローダーズだったら、ありえない光景だ。

ハリー「やめて！…そいつを吸魂鬼に引き渡そう」

『……あなたはリリーに似て、とても優しい子よ』

シリウスにセブルスの運搬を任せて外に出た。

頭がボコボコ当たっていたけど、シリウスが運んでくれてるだけありがたいと思うしかない

『ロン、シリウスがごめんね。足治すね』

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その時だった。

リーマスが人狼に襲われたのは。

『リーマス！シリウス！！！』

私は気絶しているセブルスとハリー達を守るように立ちはだかり、シリウスとリーマスが戦っているのを見ていた。

私のうさぎは、こういう時には役に立てないから。

ピーターが逃げた。

私はピーターを追いかけるためにその場を離れた。

『クソ、クソ！！！シリウスの無実を証明しなきゃ行けないのに！！！！』

その後、ピーターを見つけることが出来ずにハリー達が心配になり戻った。

途中、強いパトローナムが吸魂鬼を追い込んで行くのを見た。

……吸魂鬼？

『シリウス！！！！』

そこにリーマスの姿はなく、シリウスとハリーが横たわっていた。