黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ27)

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『ハアッハァッ……先生……ダンブルドア先生！！！』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ「落ち着くのじゃ。……ブランデーでも飲むかノ？」

そんなこと、そんなことしている場合じゃないのに

『……シリウスが！！』

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ「脱獄したようじゃの。」

朝、日刊預言者新聞にシリウスの記事が乗った。

なんで、どうして。

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ「けして探してはならんぞ。」

『……何故ですか！！！私が、私がどれだけ会いたいと願ったか！！！』

それでもダンブルドアは、私にシリウスを探すなと言った。

シリウス、一体どうやって脱獄したの？

何故今更、抜け出そうと思ったの？

……あなたに、あいたい。

ホグワーツは、私とハリーがいることから吸魂鬼に守ららることになった。

『…もうすぐ、リーマスが来る。』

リーマスにも、この話は耳に入っているはず。

でもリーマスは、シリウスを疑っているんだっけ

毎晩泣いた。

会いたい。

貴方に会いたい。

小さい頃から、いつもそばに居てくれたのに。

2年間、あなたを想わなかった日はない。

貴方にもう一度会えるなら、

私はなんだって捧げる。