黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ26)

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ハリー「Aとハーマイオニーまで！！！」

ロン「おかしいよ、Aは純血じゃないのか？」

純血であるAまで石にされたことにより、ホグワーツは混乱に陥った。

まあ、Aは完全にハーマイオニーの巻き添えだったのだが。

2年生が終わる頃、2人と他に眠っていた人、ミセス･ノリスは石から戻った。

『ハリー！！！あなた、危なかったって聞いたわ、本当に、無事なのね？』

ハリー「良かったA…ハーマイオニーも、戻って」

ロックハートは聖マンゴに入院するようで、
今年も例外なく闇の魔術に対する防衛術の先生は1年でいなくなった。

そしてまた、夏休みがやってきた。

『ハリー！……また閉じ込められたりしたらすぐに言うのよ？』

ハリー「う、うん。」

『ハーマイオニー！ロン！…それに、ジニーも！また会いましょ！！』

ジニーは、少し気まずそうに目を逸らして返事をしてくれた。

ロン「ああ！手紙ちゃんと返事くれよー！」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「また新学期に！」

汽車を見送ってホグワーツに戻ると、フクロウが手紙を持っていた。

黒いフクロウだったからシリウスって名付けたんだよね。
おかげで迂闊に名前呼べなくなっちゃったけど。

リーマスからだ。

今年１年、沢山手紙書いたからなあ。

＿＿＿新学期からホグワーツの教師になることにした。

『素敵。』

＿＿＿待ってる。

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