黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ22)

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ロン「オェッ」

ハグリッド「それにしても、何があった？」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「……マルフォイが私のことを、穢れた血と言ったのよ」

ハリー「どういう、事？」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「血が穢れてるって！マグル生まれの魔法使いを蔑む呼び方よ！」

ハグリッドは私が怒っているのを感じ取ったのか、チラッとこちらを見ていた。

『ハーマイオニーがドラコに劣っている点なんてひとつも無いわ！！！……むしろドラコの方が劣っているもの。』

ハリー「でもAが呪文を使った時はスカッとしたよ」

ハグリッドは私の正体を知っているから、びっくりしたようにこちらを見た。

仕方ないじゃない。

ドラコが悪いのよ。

ハリー「スネイプからの減点が怖くないの？」

『あらハリー、私が減点されてるの見たことあるの？』

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「Aはスネイプのお気に入りだもの。きっと大丈夫よ」

セブルスは私からもマルフォイからも減点出来ず、
結局ロンから減点していた。

別に、少しぐらい減点してもいいのにね。

あなたがシリウスに良くかけられていた呪文だもの。

いい気はしなかったでしょうに。