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9 亜嵐side ページ10
突然のAのバイト宣言。
正直働かせたくない。
だってあいつはマジ無自覚だから。
出会った瞬間から俺はAに惚れていた。
肩より少し長いこげ茶の髪に、くりくりの大きな目、長いまつげにスっと通った鼻筋。
ぷるぷるの赤い唇。
そして…うん、いい体。
出会った時、俺は絶対コイツを落とそうと思った。
まあルックスには自信があったから、ね。
でもダメだった。
ド天然無自覚女だ。
ハマらせてやろう、そう思ってたのがいつの間にか、
俺がハマっていた。
でも俺の気持ちに気づいてないAに今の気持ちをぶつけたらきっと…避けられる。
そんな気がして…、
割と舞花は手伝ってくれるけど、天然すぎて…。
バイト先で俺よりいい男なんか見つけるんじゃねぇぞ…。
高校時代、何人の男に牽制かけたと思ってんだ。
言っても俺3年の頃に転校してきたから1、2年のAは知らない。
まぁ彼氏いたっぽいけどさ…
絶対バイト先の男どもに牽制かけてやんなきゃな。
1人、黙々と考え始めた。
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作者名:うさまる | 作成日時:2018年6月17日 11時