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舞「それでさ!あたし、バイト始めるの!!」
食堂についてパスタを頬張っている私に、突然の舞花のカミングアウト。
あ「ええっ!?なんでバイト!?」
驚きを隠せないでいる私に、舞花は照れくさそうに、
舞「まだ先の話なんだけどね、彼氏の誕生日プレゼント、いいものあげたいなって…///」
照れくさそうに微笑む舞花を見て、胸がじーんと熱くなる。
あ「いいなぁ〜!彼氏さん絶対喜ぶよ!!」
大はしゃぎする私に微笑んでくれる舞花。
亜「それで、何のバイトすんの?」
ラーメンをすすりながら舞花の方を向く。
舞「実はね!もう決まったの!!」
じゃっじゃーん、と効果音を付けながらカバンからパンフレットを取り出す。
亜・あ「家庭教師??」
舞「そうっ!!小学生中心のね!
めっちゃ時給いいんだって!それにあたし、将来の夢先生になることだからさ!」
嬉しそうに話す舞花になんだかこっちまで嬉しくなってしまって、
あ「おめでとう!!頑張ってね!!
私もバイト始めよっかな〜」
と呟くと、
亜・舞「絶対ダメ!!!!」
あ「え…?」
亜・舞(Aをバイトなんかに行かせたら危ない…)
きょとんとする私に2人は無言で頷きあう。
いいもんね!!私もバイトしてやるんだから!!
なんだか悔しくて口いっぱいにパスタを頬張った。
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作者名:うさまる | 作成日時:2018年6月17日 11時