【文スト】転生したら最推しに依存された件【太宰治】

第十六話　あの子に会いに行こう ページ19

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最近ポートマフィア内は忙しい日が多くなっている。その忙しさが終わればしばらくは普段通りに戻るが、それまでが大変なのだ。



そしてそれは治くんも同様で、特に治くんは五代幹部の一人。それも歴代最年少幹部とも言われる人物だ。





ヨコハマ裏社会において最も死体が生産された龍頭抗争からというもの、中原さんと治くんは双黒と呼ばれ始め治くんも幹部についた。


前は治くんと居られる時間が多かったが、治くんが幹部になってからは前ほどは居られなくなってしまった。



そしてこういう忙しい時期は尚更なのである。






とはいえ最下級構成員の仕事量はあまり以前と変わらず、そのせいか最近は寧ろ暇だとさえ思い始める始末。



丁度今は休憩時間だし、特にやる事もない。うーんと首を捻っていると、ポンっと良い案が浮かんだ。







芥川くんに会いに行こう。




何気にまだ一度も会った事ないし、それに芥川くんがマフィアに入ったのは治くんが幹部になってすぐの事だ。



原作通り治くんは芥川くんの教育係りになったみたいだし、私としても会ってみたい。




原作キャラと会ったのは一応今の所、首領とエリスちゃん、それに中原さんに紅葉さんくらいだ。



本当は久作くんとも会ってみたいんだけど、絶対治くん許してくれなさそうだしなあ。





うん、やっぱりここは芥川くんに会いに行こう。別に会いに行くくらい誰も責めないだろう。




画面越しに見てたからあまり気にしてなかったけど、芥川くんって結構凶暴だよね。


実際会ったら突然襲いかかってきたりなんて事はないだろうか。





いや、まあさすがにそれは無いだろう。




きっと、多分ない筈だ(フラグ)。




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