◆5・・・魔法使い ページ6
.
『可笑しいなー。この魔法なら誰もが恋に落ちるのに。』
「可笑しいのは…けーくんでしょ??」
『どうして?』
「キスしたからって好きになる訳…」
けーくんとは幼馴染。
長くずっと一緒に過ごしてきたから
恋愛感情なんてよく分からない…。
『ドキドキしなかった?』
「え…??」
『キスしてドキドキって、しなかった?』
「ドキドキしたよ…!!凄く……」
今にも心臓が破裂しちゃいそうなくらい。
『フッ。魔法大成功だ。』
「え??」
『俺のこと一瞬でも意識してくれたんでしょ?』
なんでだろう。
今けーくんがキラキラして見える。
昨日まで普通に見慣れていたはずなのに
今はドキドキして彼の顔を直視できない。
これが恋の魔法なの??
『Aちゃん??』
「……っ、!!」
顔を除く彼は反則だ…。
「けーくんが魔法なんてかけるから
私可笑しくなっちゃったじゃん…!!」
『え、かけてないよ!ただ俺は…』
まっすぐに手が伸びてきて…
頬にそっと触れられる。
『Aちゃんに振り向いて欲しかっただけなんだ。』
「…えっ??」
『好きだよ…ずっと前から。Aちゃんのことだけ見てた。』
「私もけーくんのこと意識しちゃった…し…」
魔法使いに魔法をかけられ
恋に落ちた悪戯な恋心…
これからもこの魔法が
解けることは無さそうです。
21人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イチゴ姫(プロフ) - マーメイドさん» お気に入りだなんて嬉しいです〜( *´ー`* )暖かいお言葉まで、ありがとうございます(*´ω`*)楽しんでいただけるようなお話をお届け出来るよう頑張りますね!♪ (2017年10月28日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
マーメイド - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月28日 17時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時:2017年10月26日 23時